イルチブレインヨガの脳トレエクササイズ

東洋医学と脳科学に基づいて生まれた脳活性化ヨガ・イルチブレインヨガ。老若男女を問わず、誰でも簡単にできる脳体操、ストレッチ、呼吸法、瞑想法などの方法や効果を紹介します。

イルチブレインヨガで足裏を刺激して、脳活性へ



足の裏は、脳からもっとも遠い場所です。このため、足裏を刺激すると、体全体に刺激が伝わり、脳活性へと導かれます。足裏を鍛えるイルチブレインヨガのトレーニングを紹介します。

人類は、二足での直立歩行を始めて両手が自由に使えるようになってから、急速に進歩しました。手と足が別々に機能したことで、さまざまな道具を使いこなせるようになり、脳が賢くなったのです。

とはいえ、二足歩行というものは、重力に反する体勢です。人間だけが直立の二足歩行で暮らせる理由は、足裏のセンサー(感覚器)が優れているからです。

人間の足裏はたいへん敏感で、圧力が加わると、その情報をすぐに脳に伝えてくれます。「地面が固い」「地面が柔らかい」「道路がデコボコだ」「傾いている」などの状態を足裏で感知し、脳がそれを処理することで、体のバランスが保たれています。

歳をとって足裏の感覚が鈍ると、バランスが悪くなり、歩くときも、ぐらぐらするようになります。だから、ふだんから足裏を刺激し、衰えを防ぐことが大事。ヨーロッパで行われた研究によると、舗装された道路ばかり歩く高齢者よりも、砂利道をよく歩く高齢者のほうが、平衡感覚が優れていたといいます。

脳活性のためにも、足裏を刺激するイルチブレインヨガの片足体操がおすすめです。足裏の感覚器を磨き、脳を元気にしましょう!

<片足で重心をとる(前)>

① 両足をそろえて立ちます。
② 右足を左足の太ももの上にのせます。
③ 右足首を左手で握ります。右手はひざに軽くのせます。
④ 左のひざをゆっくり曲げながら上体を下げていきます。 このとき、お尻を突き出したり腰が曲がらないようにします。
⑤ 右ひざの高さや、左ひざの曲げ具合を調節して、股関節の外側を伸ばします。バランスを取った状態でゆっくり5回呼吸します。
⑥ 右足を下ろし、同様に左足で②~⑤を行います。

バランスを取りながら股関節の外側をストレッチしていきます。腰をまげずに伸ばしながら行うことが大事です。
イルチブレインヨガで足裏を刺激して、脳活性へ

<片足で重心をとる(後ろ)>

① 両足をそろえて立ちます。
② 左足を後ろに曲げ、かかとがお尻に触れるくらい引き上げます。左足を両手でつかみます。
③ 足がお尻にさらに近づくように両手でもう少し引っ張ります。
④ 腰をたてて上体をまっすぐにし、左ひざをさらに少しずつ後ろに押しながら、太ももの前面から下腹にかけての筋肉を伸ばします。
⑤ ひざを後ろに押し出しながらゆっくり5回呼吸します。
⑥ 左足を下ろし、右足で②~⑤を行います。

この体操では、股関節の前部と太もも前部を伸ばします。骨盤を前に押し出して、股関節前部を伸ばすことに集中すると、より効果的です。
イルチブレインヨガで足裏を刺激して、脳活性へ

<横に重心移動する>

① 両足をそろえて立ちます。静かに呼吸をしながら、ひざを軽く曲げます。
② 左足に体重をのせた状態で、右足をゆっくり前に伸ばします。 足の裏全体が床から浮かないところまで伸ばします。
③ 右足をゆっくり円を描きながら横に移動します。この時も足の裏が浮かないように注意します。
④ 体重を右足にゆっくり移します。右足の裏で体重をしっかりと感じます。
⑤ 体重を完全に右足に乗せた後、左足をゆっくり右足にそろえます。
⑥ この時、ひざを曲げた状態を維持しながら、上体が上下に揺れないように静かに動きます。
⑦ 左足をゆっくり前に伸ばして②~⑤を行います。

ひざをたくさん曲げるほど、難易度がアップします。自分の体力にあわせて、ひざを曲げる角度を調節しましょう。足を動かすときは、お腹の筋肉を意識することも忘れずに。
イルチブレインヨガで足裏を刺激して、脳活性へ


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