イルチブレインヨガの脳トレエクササイズ

東洋医学と脳科学に基づいて生まれた脳活性化ヨガ・イルチブレインヨガ。老若男女を問わず、誰でも簡単にできる脳体操、ストレッチ、呼吸法、瞑想法などの方法や効果を紹介します。

“感覚”を育てるイルチブレインヨガの内観 ~季節の変わり目に最適なエクササイズシリーズ その4



自分の内側を見つめるイルチブレインヨガの「全身内観」のトレーニングを紹介します。季節の変わり目の疲労回復にぴったりの瞑想プログラムです。

私たちは日々、生活や仕事をするうえでさまざまな“感情”を抱きます。感情は体にさまざまな反応をもたらしますが、その反応を感知する働きを“感覚”といいます。

わたしたちの脳は、無意識の領域が95%を占めており、ふだん意識しているのは5%だけとされます。体の様々な反応も、脳の無意識の層に情報として入っていきます。しかし、体の感覚が目覚めていると、この信号をしっかりと意識することができるようになります。

イルチブレインヨガの全身内観は感覚を育てるトレーニングです。内観をすると、現在の自分の体と心の状態を自覚し、内部で起こる体の微細な動きをも感じることができます。体と心を平静な状態にするのにたいへん効果的です。

「スーパーマン姿勢」や「毛管運動」で脈拍や振動を感じた後、瞑想の基本ともいえる全身内観に入ることで、体と脳をしっかりと目覚めさせることができます。
“感覚”を育てるイルチブレインヨガの内観

<イルチブレインヨガの内観トレーニング>

1.あおむけになり、楽に横になった状態で目をとじます。手のひらを上に向け、腕を体の横に楽に広げます。

2.首を左右にそっと揺らしながら首の力を抜いて、肩の力を抜きます。

3.手首と足首を左右に揺らし、緊張をほぐします。

4.全身の力を抜いてリラックス状態になったら、自分の体を天井から見下ろしているように頭からゆっくり眺めます。

5.額、眉毛、瞳、鼻、口を順番に眺めながら、残っている緊張をほぐします。眉毛を動かしてみたり、瞳を動かしたりしながら、力が入っている時の感じを確認します。力が入っている時と、リラックスしている時の状態を比べ、その違いを感じます。

6.胸を感じる時は胸で呼吸をします。肺に空気をいっぱい入れ、吐き出しながら胸の状態を感じてみます。胸の感じは日々異なることがあるので、息苦しいほど肺呼吸を深く行います。息を深く吸い込んで息を吐き出す時は、吐く息と一緒に息苦しい感じが出ていくことをイメージし、緊張をほぐします。

7.胸の後はお腹に降りてきて、腹式呼吸を始めます。腹式呼吸は腸のぜん動運動を助けて消化機能を良くするだけでなく、血流を滑らかにして心臓の負担を軽減します。

8.太もも、膝、足首、つま先まで体の各部分を感じます。

9.次に自分が弱いと感じる部位に手をあてて呼吸をします。もし胃が弱ければ胃のあたりに手をあて、集中しながら呼吸をします。息を吸い込みながら胃に良い気運が入り、息を吐き出しながら胃の悪い気運が外に出ていくイメージをします。そのまま呼吸を続けていくと、弱い部分が楽になるのを感じることができます。


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