「脳による呼吸」で頭をクールダウン


イルチブレインヨガのスタジオで体験できるトレーニングの一つが「脳による呼吸」。頭がスッキリする呼吸法です。仕事や人間関係でストレスを感じたり、気持ちが乱れたりしたときに、脳で呼吸すると、心を落ち着かせることができます。

脳による呼吸のポイントは、頭のてっぺんにある「百会」(ひゃくえ)というツボを意識すること。百会は、「百の気エネルギーと血管が出会う場所」とされ、別名「万能ツボ」ともいわれます。刺激すると、全身のエネルギーの循環が良くなります。

脳による呼吸では、息を吸うときに百会を開いてエネルギーを取り入れ、吐くときには身体にたまっている老廃物を出すことを心がけます。心の落ち着きとともに自律神経が整えられ、精神的なストレスをやわらげる効果が期待できます。

脳で呼吸する

脳による呼吸

① 背筋を伸ばして肩の力を抜きます。
② 深呼吸を何度か繰り返しながら、体と心をリラックスさせます。
③ 百会に集中して心の中で静かに百会を呼びます。「百会、百会、百会…」
④ 百会に意識を集中しながら息を吸いこみます。
⑤ 息を吸う時、百会が大きく開いてエネルギーが入ってくるとイメージします。
⑥ そして口から「ふ~」と吐き出します。この時、息とともに頭に滞っていたエネルギーが抜けるとイメージします。
⑦ 吸う息とともに入ってきたエネルギーが脳をきれいに洗い出し、吐く息とともに滞っていたエネルギーが口から出ていくと想像しながら呼吸を繰り返します。

[ポイント]最初は百会がどこなのかわかりにくくても、何回か繰り返えすうちに百会のツボを感じられるようになります。百会を意識すると、頭のてっぺんに「ちくちくと突くような」特有の感覚を経験するようになるでしょう。

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