呼吸が変われば、体も心も変わる!イルチブレインヨガの呼吸法

呼吸

ふだんから口を閉じないで、開けっ放しの人が増えているとされる現代。これは、一つ一つの呼吸が浅いため、口を開けておかないと、息が苦しくなることが理由の一つだと考えられています。現代人特有の「浅い呼吸」を、健康的な「深い呼吸」へと変えるのに役立つのが、イルチブレインヨガの呼吸法です。呼吸が変われば、体も心も変わります!

呼吸は普段何気なくしているものですが、現代人はストレスや疲れの影響でどうしても呼吸が浅くなりがち。呼吸が浅いと、体内の老廃物が十分に排出されず、新鮮な酸素を取り込みにくくなります。体の上の方だけで呼吸してしまうので、力も入りやすく、姿勢も悪くなってきてしまいます。

昔、仙道の世界には、「調息」といって呼吸を整えるトレーニングがありました。調息によって体と心を鍛え、心を鎮める術を身に着けていたのです。生命エネルギーは呼吸を通じて私たちの体を出入りするので、私たちは呼吸を調節することでエネルギーの流れや強弱をコントロールできます。エネルギーを制御できれば、考えや感情を意図したとおりに扱えるようになります。

イルチブレインヨガの呼吸法(ヘンゴン)は、息をするという感覚を目覚めさせ、全身のエネルギー循環のリズムを回復させていきます。それによって、エネルギーを丹田に集めていきます。丹田力がアップすると、脳波が安定し、自律神経のバランスが整えられます。明るく肯定的になれます。

■イルチブレインヨガの呼吸法(ヘンゴン)

(1)仰向けになり、つま先をつかんで、ひざはまっすぐ伸ばします。届かないときは、足首かひざ、太ももを持ちます。肩と胸の力を抜いてリラックスし、息は吐く息を長くします。

(2)足を上げて、ひざを90度に曲げ、かかとを押し出します。ひざとひざの間は、こぶし1つ入るくらい開けます。丹田に集中しながら呼吸します。足の経絡がほぐれ、下腹に力が生じます。

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