ストレス緩和と瞑想


最近、「自律神経」のバランスが乱れている人が増加している、という話を耳にしませんか?

自律神経とは、自分の意志とは無関係に、体の様々な機能を支配しています。消化や血液循環などの生きるうえで不可欠な活動を指揮しています。

自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っています。交感神経は体を活動的にします。副交感神経は体を休ませる役割があります。この2つが相反する働きをしながら互いにバランスをとっています。

しかし、ストレスや運動不足、栄養の偏りなどによって、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位な状態が過度に続くと、血管が収縮したままになり、全身の血流が悪化します。

その結果、免疫細胞の活力が低下し、免疫力の低下による冷えや肥満、便秘、腰痛、不眠といった体のさまざまな不調につながってしまいます。

とりわけ現代人にとって、大きな問題となるのがストレスです。ストレスと免疫力の関係については、多くの医師や研究者が実験や調査を行い、その結果を報告しています。

これらの報告を分析すると、ストレスをどう受けとめるかによって、免疫力への影響が変わってくることもわかります。例えば同じ地震というストレスを受けても、あまり精神的にダメージを受けない人は、免疫力が低下しません。卒業試験でも、それをストレスと感じなければ、体へのダメージは少なくなります。

つまり、どんなストレスを受けるかということではなく、ストレスをどう受け止めるかが、免疫力と深くかかわっているということです。

瞑想は、ストレスそのものをなくすというよりは、ストレスを受けたときにそれを緩和し、どう対処するかを学び、立ち直りを早める方法です。

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