ヨガで肩こりを改善したいという方に、イルチブレインヨガのストレッチを紹介します。
パソコンをするとき、亀さんのようなかっこうをしていませんか?首が前にひょっこり出て、背中が丸まる「亀さん姿勢」。この姿勢を続けると、頭の重みが首や肩にズシリと響き、肩こりや頭痛などの原因になります。パソコンだけでなく、スマホを使うときも要注意です。
▲横から見たときに、肩の中央と耳がまっすぐに並んでいるのが、理想的な姿勢です。
私たちの首の両サイドには、「胸鎖乳突筋」(きょうさにゅうとつきん)という筋肉があります。首を動かすのに使う筋肉です。パソコンを使うときに、首がモニターのほうに突き出る「亀さん姿勢」をしていると、頭の重さで胸鎖乳突筋に強い圧力がかかります。胸鎖乳突筋の緊張が長く続くと、肩コリや首こりを引き起こします。さらに、心臓と脳をつなぐ血管が圧迫され、頭痛やめまいの原因にもなります。
胸鎖乳突筋の硬直を防ぐには、正しい姿勢を心がけたり、パソコン作業の途中でヨガやストレッチをしたりするなど、日ごろのケアが大事です。
<イルチブレインヨガおすすめの「亀さん姿勢」対策>
1. 正しい姿勢
こんな姿勢で座っている人は、今すぐ直しましょう!
座るときはあごを引いて、視線は正面を見つめます。
モニターの高さも、目の正面の高さに合わせるといいでしょう。
2. 首の後ろの筋肉をほぐす
両手を熱くなるまでこすります。
温かくなった手で首全体を軽く押しながらこすります。その後、指で首の後ろの筋肉をもみます。
3. 首のストレッチ
息を吸いながら首を左肩のほうにゆっくりと倒し、左耳を肩に近づけます。
息をゆっくりと吐きながら、頭を元の位置に戻します。首すじが緩むのを感じます。
右側も同様に行い、左右1セットを3回繰り返します。
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