腕立て伏せの効果は、筋力アップなどの肉体的なことにとどまりません。集中力を高めたり、自律神経を整えたりする効果も期待できます。イルチブレインヨガ流の腕立て伏せで、カラダの内側を刺激すれば、心の安らぎや癒しが得られます。イルチブレインヨガのプッシュアップ(腕立て伏せ)シリーズ21日目は、内なる変化に注目してみましょう。
私たちの健康づくりのカギを握るとされる「自律神経」。自律神経とは、本人の意思とは関係なく働く神経のことで、呼吸や消化など生きるために欠かせない働きをコントロールしています。実は、腕立て伏せをすると、自律神経のバランスが整います。腕立て伏せによってお腹に力が入り、自律神経が集まっている「太陽神経叢」(たいようしんけいそう)が刺激されるからです。
自律神経のバランスが整うと、冷えの解消や代謝のアップなど、さまざまな効果が期待できます。さらに、自然治癒力や免疫力も高まります。
また、腕立て伏せを行うと、瞑想がより深くできるようになります。筋肉の余分な力が抜けて集中力が高まるからです。
このため、腕立て伏せを行った後に、イルチブレインヨガのトレーニングを行うと、いつもより高い瞑想効果を得られます。心が安らぎ、カラダが癒され、自分の主体性を取り戻すことができます。
<腕立て伏せで得られるカラダの内側の効果>
1)瞑想が深くなる
2)意識が広がる
3)集中力が高まる
4)自律神経のバランスが整う
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