イルチブレインヨガの「つま先たたき」で全身を温める

冷え

寒さが最も厳しくなる1、2月は、冷えやすい人にはとてもつらい季節ですよね。とくにこたえるのが、つま先の冷え。「靴下を重ね履きしても温かくならない」という人もいるでしょう。そんな人には、イルチブレインヨガのつま先たたきがおすすめです。

私たちの体の中でつま先がとりわけ冷えやすいのは、心臓から最も遠いところにあるからです。また、人間の血液は、臓器など手足よりも重要な場所に優先的に供給されることになっており、つま先は優先度が低くなっています。

とはいえ、つま先の冷えを放っておくと、全身の代謝活動の流れが悪化します。その結果、体内に老廃物や疲労物質が溜まりやすくなり、肩こりや腰痛の原因にもなります。

本来、心臓から出た血液は、ポカポカの状態のまま内臓などに送られます。下半身でも太もものあたりまでは血管も太いので、温かい血液がスムーズに届きやすいですが、ふくらはぎに流れるときに血管が細くなるので詰まりがちになります。

さらに、足の筋肉が弱いと、ふくらはぎまで届いた血液を心臓へと戻す「ポンプ」の力が十分に働かなくなり、さらに血液が冷たくなります。

こうした負のサイクルを止めるのが、イルチブレインヨガのつま先たたきです。つま先たたきをすると、ふくらはぎなどの筋肉が強化され、心臓から足元までの血液の循環がスムーズになります。足だけでなく、手先や頭など全身の温度が上昇するため。冷え対策にはぴったりです。

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