イルチブレインヨガの脳トレエクササイズ

東洋医学と脳科学に基づいて生まれた脳活性化ヨガ・イルチブレインヨガ。老若男女を問わず、誰でも簡単にできる脳体操、ストレッチ、呼吸法、瞑想法などの方法や効果を紹介します。

血流と健康


体内を流れる血液は、一定の法則にしたがって全身を流れるとされます。その法則の一つは、「人体エネルギーの消耗に合わせて血液が供給される」ということです。例えば、食事をすれば血液は胃腸に集まり、頭脳を使えば、血液は頭脳に集中的に集まります。

「ながら食事」が良くないと言われている理由は、何かをしながら食事することによって、胃腸に集まるはずの血液が他に部位にまわされてしまい、胃腸によけいな負担がかかってしまうからです。

血流の良し悪しは、生活習慣によって体質として根付いている面もあり、急に変えることは難しいといいます。たとえば、日ごろ体を動かしていない人が急にマラソンを始めたとしましょう。走るために必要な足の筋肉に血液がたくさん送られますが、これによって通常送られるべき臓器への血液が不足してしまいます。ランニングしてわき腹に激痛がはしったりするのは、お腹の臓器への血液供給が足りていないから、という場合が多いようです。

日ごろから血流がスムーズであれば、仕事で脳を酷使しなければならないときも、脳への酸素供給がしっかりと行われ、かつ、全身にもくまなく栄養が行き届きます。血液の流れは、私たちの健康だけでなく、仕事のパフォーマンスにも影響を与えるということですね。

日ごろの適度な運動で、血液がスムーズに流れる体質づくりに励みましょう。へそヒーリングやつま先たたきなど、体の要所を刺激する健康法もおすすめです。


体幹を鍛えるとダンスがうまくなる!?


ダンスを上手に踊るうえで決定的に大事だとされるのが「体幹」です。体幹をしっかりと支えることで、メリハリのついた動きができ、自分の体を音楽のリズムに思いっきり乗せることができます。

猫背気味の姿勢で踊ることが多いヒップホップも、実は体幹が極めて重要だとされます。体幹の筋肉を働かせることで、肩の力を抜き、胸から上を柔らかく動かすことができるのです。

ラテン系のダンスも同様です。アルゼンチンタンゴでは、片足で体重を支えなければならない場面が多いです。片足で立った状態で、もう一方の足を高く跳ね上げるには、体幹の力が必要になります。

バレリーナのエレガントかつ凛とした美しい姿勢も、それを支える強い体幹があってこそ成り立ちます。

ダンスのトレーニングをするにあたっては、意識的に体幹を使うことが何よりも重要だといいます。内側の筋肉(インナーマッスル)をしっかりと働かせて、激しい動きのときも体の軸がぶれないように心がけるのです。体幹を意識しながら踊るのと、そうでないのでは、上達のスピードに大きな違いが出るそうです。

体幹がしっかりしていれば、それだけ手足が自由に使えますし、関節の可動域も大きくなります。これは、日常生活の動作にも当てはまります。強い体幹は、関節痛や捻挫(ねんざ)などのトラブルを防止するのにも役立ちます。いわゆる「ロコモ」にならないためにも、いつも体幹を意識して強化することが大切です。

<おすすめの体幹トレーニング>
皿まわしエクササイズ
http://www.brain-training.jp/archives/3495

エビ丹田たたき
http://www.brain-training.jp/archives/1482

バイシクル・エクササイズ
http://www.brain-training.jp/archives/2579


ロコモ予防は「体幹」から~イルチブレインヨガのへそヒーリング


健康寿命を短くする主犯の一つとされるロコモ。ロコモとは「ロコモティブシンドローム」の略で、歩く、立つなどの基本的な動作に支障が出ることです。

日本には、ロコモ予備軍の人が、推定4700万人くらいいるとされます。国民の3人に1人はロコモ予備軍だということです。しかも、シニア世代だけでなく、若者や子供にも予備軍が広がっているといいます。

ロコモ対策の一つとして見逃せないのが、転倒の防止です。転倒して足腰を傷めると、日常の運動量がぐんと減ります。すると、筋力がみるみるうちに低下し、歩行などの動きが困難になっていくのです。これが悪化すると、寝たきりの状態になりかねません。

転倒防止には、住環境の整備なども重要ですが、キーポイントになるのは、体幹の強化です。

シニア層がよく道路や家の中などで転倒してしまうのは、体幹の筋肉が弱っていることと関係しています。本来、私たちは体のバランスが崩れたときに体幹でバランスを回復させます。それが間に合わない時は足を出したり手を出したりして転ばないようにしますが、このときも、やはり体幹の力が必要です。

体幹を強化するには、ピラティスなどの特別なトレーニングをするのも結構ですが、ふだんから意識して使うことも重要です。歩くときも、座っているときも、体幹の内側の筋肉(インナーマッスル)を働かせて、姿勢をすっと立たせるのです。へそヒーリングでお腹を刺激して、体幹への意識を目覚めさせることが、その第一歩になります。