これまでに明らかになっている研究結果によると、手の動きは大脳皮質にある運動中枢司令部によって調節されています。運動中枢司令部には体の各部位を管理するたくさんの司令室があります。それぞれの司令室の大きさは筋肉の大きさよりも運動の精密度と複雑性によって決まります。つまり、胴の司令室より手、口、舌などの細密で精巧な動きを管理する司令室のほうがもっと大きいのです。特に手の司令室が運動中枢の中で一番大きく、運動神経全体の半分以上を占めることが明かにされています。つまり人間は手を動かして発達してきたと言っても過言ではありません。
したがって運動中枢の中でも手の司令室が脳卒中や痴呆などによって壊れてしまうと何もできなくなってしまいます。一方、手の司令室がよく発達している人は、手さばきが早くて器用で、偉大な科学的創造物や芸術品を作り上げることができるのです。このような事実は、手を刺激すれば運動中枢神経が発達するということを意味しています。 簡単な動作を通じて脳の運動中枢神経を刺激してみましょう。
手を擦って顔をなでる
- 息を吸ってしばらく止め、両手を早く擦ります。
- 息を吐き出しながら熱くなった手のひらを顔にあてます。
- 顔マッサージをするように額、頬、あごをなでます。
【ポイント】息はあまり長く止めないようにします。手が冷たくて熱くならないときは、
拍手50回と両手を擦ることを交互に繰り返します。血液循環がよくなるので美肌にも効果的です。
出典: ブレインメディア
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